飲食店の営業許可(神奈川県横浜市の場合)

2025.6.5更新
飲食店営業許可とは
レストランやカフェなどのほか、菓子販売、露店販売等の食品関係の営業を始める際は、食品衛生法に基づき保健所の許可が必要になります。許可が下りるには必要な施設や設備が整っているかなどの要件を満たす必要があります。手続に日数を要しますので、思い立ってすぐ始められるものではありません。

 

営業許可取得までの流れ
事前相談:図面を準備の上、営業施設の所在地を管轄する区の福祉保健センター生活衛生課に相談する

 

営業許可申請:営業開始15日前までに申請が必要。インターネット申請可

 

施設調査:市の職員による実地調査。基準に適合しているかどうかを確認し、不備がある場合は、再調査

 

営業許可証の受取:各区福祉保健センター生活衛生課の窓口にて、営業許可証を交付。郵送可

 

営業開始:「営業許可証」及び「食品衛生責任者の氏名」を施設の見やすい場所に掲示し、営業開始

 

食品衛生責任者の選任
営業施設ごとに「食品衛生責任者」を選任する必要があります。食品衛生責任者になることができる資格は、以下のとおりです。
● 横浜市又は他の都道府県市が実施する食品衛生責任者養成講習会の修了者
● 調理師 ● 栄養士 ● 製菓衛生師
● 医師、歯科医師 ● 薬剤師 ● 獣医師
● 神奈川県ふぐ包丁師の資格を有する者 (※令和3年5月31日以前に免許を取得した場合に限る)
● 大学等で、医学、薬学、獣医学、畜産学、水産学、農芸化学の課程を修めて卒業した者 等

 

もし有資格者がいない時は、食品衛生責任者養成講習会を受講することで資格を修得できます。

 

当事務所の特徴|物件探しからサポート可能
当事務所は、不動産仲介業も兼業しておりますので、飲食店の物件探しからお手伝いすることが可能です。
飲食店が可能なテナントは限られていますので、事業用物件に強い当事務所にご相談ください。
(場合により、当事務所が提携している不動産業者からのご紹介とさせていただくケースもございます)
飲食店を始めたい事業者様からのご相談をお待ちしています。

 

【参考】横浜市HP
食品衛生手続関係 横浜市