よくある質問|行政書士と司法書士の違いとは(2026年6月25日)

よくある質問|行政書士と司法書士の違いとは(2026年6月25日)

「行政書士と司法書士の違いがよく分からない」「自分の相談内容はどちらに依頼すればよいのだろう」と悩まれる方は少なくありません。

行政書士と司法書士はどちらも法律に関する手続きをサポートする国家資格者ですが、対応できる業務には明確な違いがあります。適切な専門家へ相談することで、手続きをスムーズに進めることができます。

横浜市でも、相続手続きや会社設立、各種許認可申請などに関する相談が多く寄せられています。
この記事では、行政書士と司法書士の違いについて分かりやすく解説します。

行政書士と司法書士の違いとは?

行政書士の主な業務内容

行政書士は、官公署へ提出する書類の作成や申請手続きの代理を行う専門家です。

主な業務として以下が挙げられます。

・建設業許可申請
・飲食店営業許可申請
・産業廃棄物収集運搬業許可申請
・会社設立時の定款作成
・遺言書作成支援
・相続関係書類の作成
・在留資格(ビザ)申請

行政書士は「許認可申請」と「書類作成」の専門家といえます。

司法書士の主な業務内容

司法書士は、不動産登記や会社登記など、法務局へ提出する登記手続きを専門としています。

主な業務は次のとおりです。

・不動産登記
・相続登記
・所有権移転登記
・抵当権設定登記
・会社設立登記
・役員変更登記
・簡易裁判所における訴訟代理業務(認定司法書士)

司法書士は「登記手続き」の専門家です。

行政書士と司法書士の業務範囲の違い

両者の違いを簡単にまとめると次のようになります。

【行政書士】
・官公署への許認可申請
・契約書などの書類作成
・遺言書作成支援
・相続関係書類の作成

【司法書士】
・不動産登記
・商業登記
・相続登記
・簡易裁判所での代理業務

つまり、「登記」が必要な場合は司法書士、「許認可や書類作成」が必要な場合は行政書士へ相談するのが基本です。

どちらに相談すべきか迷ったときの判断基準

以下を目安にすると分かりやすいでしょう。

・不動産の名義変更 → 司法書士
・会社設立登記 → 司法書士
・建設業許可 → 行政書士
・飲食店営業許可 → 行政書士
・遺言書作成 → 行政書士
・ビザ申請 → 行政書士

迷った場合は、まず行政書士や司法書士へ相談し、必要に応じて他士業を紹介してもらう方法がおすすめです。

横浜市でよくある相談内容と相談先の選び方

相続手続きは行政書士と司法書士のどちらに依頼する?

相続手続きでは、内容によって依頼先が異なります。

行政書士が対応できるもの
・戸籍収集
・相続人調査
・遺産分割協議書作成

司法書士が対応するもの
・相続登記
・不動産の名義変更

そのため、相続では行政書士と司法書士が連携して対応するケースも多くあります。

遺言書作成の相談はどちらが適切?

遺言書作成のサポートは行政書士の主要業務の一つです。
将来の相続トラブルを防ぐためにも、法的要件を満たした遺言書を作成することが重要です。
横浜市でも高齢化に伴い、遺言書作成に関する相談が増えています。

会社設立時は行政書士と司法書士のどちらに依頼する?

会社設立では両者が関わります。

行政書士
・定款作成
・許認可取得の相談

司法書士
・会社設立登記

特に建設業や運送業など許可が必要な業種では、設立後の許認可取得まで見据えて行政書士へ相談することが大切です。

建設業許可や各種許認可申請は行政書士が対応

横浜市では建設業や飲食業を営む事業者からの相談が多くあります。
許認可申請は必要書類が多く、制度も複雑です。
行政書士へ依頼することで、申請漏れや不備を防ぎながらスムーズな許可取得を目指せます。

行政書士に依頼できる業務一覧

許認可申請業務

行政書士が取り扱う代表的な業務です。

・建設業許可
・宅建業免許
・古物商許可
・飲食店営業許可
・産業廃棄物関連許可

契約書・内容証明などの書類作成

トラブル防止のためには、適切な契約書作成が重要です。
行政書士は契約書や内容証明郵便の作成支援も行っています。

遺言書作成サポート

将来の相続トラブルを防ぐための遺言書作成を支援します。

在留資格(ビザ)申請手続き

外国人の雇用や国際結婚に伴う在留資格申請も行政書士の専門分野です。

司法書士に依頼できる業務一覧

不動産登記

土地や建物の売買・贈与に伴う登記手続きを行います。

相続登記

相続による不動産の名義変更を行います。

商業・法人登記

会社設立や役員変更などの登記手続きを担当します。

簡易裁判所における代理業務

認定司法書士は、一定額以下の民事紛争について代理人として活動できます。

横浜市で行政書士へ相談するメリット

地域事情に精通したサポートが受けられる

横浜市の行政手続きや地域特有の事情を理解しているため、スムーズな対応が可能です。

許認可申請をスムーズに進められる

申請書類の作成から提出まで一貫してサポートできます。

他士業との連携によるワンストップ対応

司法書士や税理士など他士業と連携し、幅広い問題に対応できる場合があります。

行政書士が回答するよくある質問

行政書士と司法書士の両方に依頼が必要なケースはありますか?

あります。
例えば相続手続きでは、遺産分割協議書の作成は行政書士、不動産の相続登記は司法書士が担当します。

相続手続きはどこまで行政書士に依頼できますか?

戸籍収集や相続関係説明図の作成、遺産分割協議書の作成などを依頼できます。
ただし、不動産登記は司法書士の業務となります。

会社設立時に行政書士へ依頼するメリットは何ですか?

設立後に必要となる許認可取得まで見据えたアドバイスを受けられる点です。

相談料はどのくらいかかりますか?

事務所によって異なります。
初回無料相談を実施している事務所も多いため、事前に確認することをおすすめします。

まとめ|行政書士と司法書士の違いを理解して適切に相談しましょう

行政書士と司法書士はどちらも法律手続きをサポートする専門家ですが、業務範囲は異なります。
行政書士は許認可申請や書類作成、司法書士は登記手続きを主な業務としています。
どちらへ相談すべきか分からない場合でも、まずは専門家へ相談することで適切な対応方法が見えてきます。

横浜市で相続手続きや許認可申請、会社設立などについてお悩みの方は、ぜひご相談ください。
専門家のサポートを受けることで、安心かつスムーズに手続きを進めることができます。