InstagramなどのSNSを活用して集客を図るトリミングサロンが増える一方で、「毎日投稿できない」「ネタが思いつかない」といった悩みもよく耳にします。今回は、とあるトリミングサロンが生成AIを活用して、毎日のInstagram発信を無理なく継続できるようになった実際の事例をご紹介します。
トリミングサロンが抱えていたSNS発信の課題とは?
忙しさによる更新の停滞
トリミングサロンをオーナー1名で運営しており、現場はとにかく忙しく、施術・接客・経理業務などで1日が終わってしまい、Instagramの投稿に時間を割く余裕がありませんでした。週に1回投稿できれば良い方、という状況でした。
コンテンツのネタ切れと表現のマンネリ化
投稿内容も徐々に似たようなものになり、飼い主さんに伝わるような「そのお店らしさ」が失われていくのが課題でした。アイデア出しにも時間がかかり、更新が負担となっていました。
ChatGPTでInstagram発信の方向性を可視化
生成AIで得られた投稿アイデアの具体例
そこで導入したのが、ChatGPTを活用した投稿方針の自動生成。例えば、「秋におすすめのトリミングスタイル」「犬種別のケアポイント」など、季節感や専門性を活かした発信テーマを短時間で洗い出せるようになりました。
独自性のあるコンテンツづくりが可能に
ChatGPTに「このお店らしさ」や「オーナーの人柄」を加えたところ、それに合ったキャッチーなアイデアを複数提案してくれるようになり、競合とは一味違ったオリジナルな発信が可能になりました。
当事務所が開発したカスタムGPTが活躍
店舗の雰囲気やオーナーの人柄に合ったキャプション生成
さらに効果的だったのが、当事務所が開発したカスタムGPTの導入です。サロンの雰囲気やオーナーさんの語り口調を反映させた設定で、Instagramにぴったりのキャプションが自動で生成されます。手直しも最小限で済み、オーナーさんの負担が大幅に減りました。
発信業務の時短と毎日の継続につながったポイント
このカスタムGPTにより、毎朝約10分の作業時間でInstagram投稿が完了。結果として、継続的な投稿が可能になり、閲覧数やフォロワーの増加にもつながりました。
生成AI活用によるInstagram発信のメリット
投稿の質と頻度が安定し、ファン層の反応も向上
発信が安定したことで、リピーターや新規顧客から「いつも楽しみに見てます」といった声も。ビジュアルだけでなく、文章でサロンの雰囲気が伝わることで、信頼感の醸成にもつながりました。
自分らしい発信が可能に
この方法は、あらゆるトリミングサロンや個人事業主にも応用可能です。自分らしい発信をしたい方にとって、生成AIは心強いパートナーになります。
まとめと今後の展望
今回の取り組みによって、トリミング業務に集中しながらも、効果的な情報発信が可能となりました。今後は、ストーリーズやリールなど動画コンテンツへの活用も視野に入れ、さらなるファン獲得を目指していく予定です。
お気軽にお問い合わせください
「自分の業種にもAIを取り入れたい」「SNS発信を仕組み化したい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。当事務所では、業種や目的に応じたカスタムGPTの構築支援を行っています。横浜市をはじめ、全国対応も可能です。お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。
2025年9月24日